2025年4月16日水曜日

10年ぶりの鳥と18.5年ぶりの鳥

4月13日以降、時々ダイシャクシギが現れます。
よく似たホウロクシギはほぼ毎年見られますが、
園内ではかなり珍しいシギです。
2015年4月以来、10年ぶりです。8:44撮影。
















現在、春の渡りで鳥の動きが活発なので、
今日も新たな鳥がいないか、
午前中に園内の巡視を行いました。

バッタの道にコホオアカが2羽いました。
園内では、2006年10月12日に鳥類標識調査で
1羽記録されただけの大変珍しい鳥です。
何と18年半ぶりの記録です。
9:14撮影。














時々姿を見かけるのですが、
なかなか写真を撮らせてくれないアオジ。
9:23撮影。















飛び去るダイシャクシギ。
ずっと園内にいるのではなく、
周辺地域を行き来しているようです。
9:29撮影。















シギの入り江にいたコアオアシシギ。
9:30撮影。












草地や上空のあちらこちらで姿を見かけるヒバリ。
後趾の爪がまっすぐ長いのが特徴です。
9:37撮影。















シギたちは、年によって集中する場所が変わります。
昨年の春はウラギクの池で、この春はマガン半島です。
最も近い彦名東橋広場からでも230~290mあり、
もっと近くに集まってほしいものです。

オオソリハシシギの雄夏羽が、一昨日からいます。
マガン半島基部で、セイタカシギと一緒に採食中。
9:41撮影。















アカアシシギ夏羽も一昨日から滞在中。
オオソリハシシギ雌と一緒に採食中。9:42撮影。















長期滞在中のオオソリハシシギ雌。
4/6の初認以降、ずっとマガン半島にいます。
9:42撮影。















夏羽への換羽がかなり進んだツルシギ。
こちらもマガン半島から動きません。
9:44撮影。















時々に何かに驚いて一斉に飛び立つことがあっても、
ネイチャーセンターそばには移動せず、
元の場所に戻ってしまいます。9:45撮影。












保護区内管理道沿いには、ノビタキが4羽いました。
9:59撮影。
















10:00撮影。















園路沿いの天皇・皇后両陛下お手播きの
ヤマザクラの様子。
北側の株は、葉が展開しつつあります。
10:29撮影。















南側の株は、まだ新芽が膨らみ始めです。
昨年は17日に開花を確認していて、
今年は遅れることが確実です。
開花はいつになるかな?10:29撮影。















昨日多数群れていたセイタカシギは、
今日は6羽でした。
大群はもうどこかへ移動してしまったようですが、
近隣地域のどこかに現れて、
また話題になっているかもしれません。

(きりぎりす)