一昨日、環境問題を考える企業懇話会の皆さんに
草刈りをしていただいた岸辺に、
たくさんのカモが上がってくつろいでいました。
カモに気に入ってもらえたようです。8:30撮影。
近頃園内では、普段潜水しない水面採食ガモが、
潜水採食ガモと同等かそれ以上に潜水します。
今日は、シマアジ、ハシビロガモ、マガモ、
オナガガモ、コガモが潜水していました。
これだけ多種の水面採食ガモの潜水が同時に
観察されるのは珍しいです。
潜水採食を繰り返していた
コガモとオナガガモの混群。9:14撮影。
上の写真の一部を拡大。
オナガガモが翼を半開きにして潜水しています。
潜水するオナガガモの連続写真。15:55撮影。
企業懇話会の皆さんに整備していただいた、
ネイチャーセンター前の砂浜に、
ハシボソガラスがやってきてゴカイを食べていました。
ボランティアさんが作ってくれた砂浜は、
カラスにも好評です。15:56撮影。
今の時期に出会うカラスの成鳥は、
みんな首から上の羽毛がボロッとしています。
首から下の羽毛は換羽が進んで
きれいになっているのに、
頭部の換羽は後回しになっています。
重要な部位なのに、不思議です。
15:56撮影。
永遠のライバル?ハクセキレイとセグロセキレイが、
ネイチャーセンター前の柵にとまって
にらみ合っていました。
ハクセキレイが幼鳥であるのに対して、
セグロセキレイは成鳥でにぎやかにさえずり、
ハクセキレイを圧倒しているように見えました。
15:51撮影。
ハクセキレイは時々、水面近くを飛ぶユスリカに
飛びついていました。15:53撮影。
ハクセキレイがユスリカを捕える瞬間が
偶然写っていました。16:00撮影。
閉館間際に、ネイチャーセンター横のネムノキに
謎のヨシキリ類を見つけました。
小さく見えたのでコヨシキリだと思ってよく見ると、
黒い頭側線がありませんでした。
これは珍しいヨシキリかも、と思い、
急いでカメラを持ってきて、たくさん撮影しました。
しかし、撮影した写真を見てみると、
灰色の脚や顔つき、オレンジ色の口内など、
どうみてもオオヨシキリでした。
観察時はかなり小さく見えたので、
コヨシキリと同大のヨシキリ類と思って
疑いませんでしたが、
なぜそのように感じられたのか不思議です。
思い込みは怖いですね。
珍しいヨシキリだと思って撮影した
オオヨシキリ。17:19撮影。
クヌギの梢にコサメビタキがとまりました。
しかし、すぐに飛び去ってしまいました。
17:29撮影。
一昨日のボランティア活動に参加していた方が、
今日来館されていました。
自らが参加したボランティア活動の成果が
鳥たちに気に入ってもらえている様子をご覧いただけて、
とても良かったです。
(きりぎりす)