2021年12月14日火曜日

ライブカメラ交換工事終了

 米子水鳥公園のライブカメラは、

環境省生物多様性センターが設置しており

そのウェブサイトである「インターネット自然環境研究所」にリンクを張らせてもらっています。

本日、カメラの交換作業がありました。

ただ、しばらく調整中となりますので、

新しいカメラの映像が見えるまでしばらくお待ちください。

作業が終了し、順調に配信が行われるようになりました。



2021年12月12日日曜日

バードカービング米子・突撃レポート

米子水鳥公園では毎月3回「バードカービング米子」の活動が行われています。
バードカービングというのは、木でつくられた精密な野鳥の彫刻です。

クラブでは講師の先生の指導を受けつつ、熟練者から初心者まで、会員のみなさんがそれぞれ制作に取り組まれています。活動の様子を紹介するべく、11月28日と12月12日に見学にお邪魔してきました。その作品の精密さ・美しさは、言葉で語るより実物を見ていただくのが早いかと…


まずは、ウズラの作品。
着色前ですが、今にも動き出しそうな、本物そっくりな作品です。


造形美から、個人的には仏像のようなありがたみを感じました。


こちらはオオルリ。
羽の繊維を1本1本刻んでいます。制作者の方は、なんと今年の2月からはじめてクラブに参加されたとのこと。心を込めて作ってこられたのが作品から伝わってきました。



こちらの丸い鳥は…?

脚を作ってもらっている最中のユキホオジロでした!
しっかり設計図を作って、組み立てていくそうです。


着色がはじまったオオルリ。これから色を得る姿がとても楽しみです。


お腹の模様が複雑なツグミ。羽の1枚1枚を丁寧に塗られています。
とても根気のいる作業です。


着色も終盤のカワセミ。
ふわふわのお腹の羽は、精密な彫り込みと、着色のなせる技です。


台座に立ったタゲリ。
背中の光沢のある羽は、本物の鳥と同じ輝きになるよう、特殊な絵具が使われています。


机には、たくさんの絵具とたくさんの資料が置かれていました。
ひとつひとつの作品に、想像以上の観察時間と、手間と、想いが込められています。


11月の作業風景。密にならないよう、広い部屋で作業されています。


いかがでしたでしょうか?活動の現場をのぞくたびに素敵な作品が生まれていて、またこうして制作の様子をときどきご紹介したいと思います。

バードカービング米子は会員制の活動で、新規の会員さんを随時募集しています。活動に参加されたい方や、見学をご希望の方は、お気軽に米子水鳥公園までお問合せください。

※(12/19追記)
団体名を「バードカービングクラブ米子」とご紹介していましたが、正しくは「バードカービング米子」でした。深くお詫び申し上げますとともに、訂正させていただきます。

(みとら)



2021年12月10日金曜日

やっと会えたツクシガモ!

昨日、今日と、近所の幼稚園の皆さんが遠足に来館されました。園児さんのご案内中に、常連のお客様からツクシガモがいると教えていただいたので、園児さんのご案内が終わってから探してみると、700mくらい先にいました。確かにいましたが、遠すぎる上に正面を向いていたので、いまいち観察した気がしませんでした。

幸いなことに、その後こちらに向かってどんどん泳いできて約90mまで近寄ってくれました。これでようやく今季初めてツクシガモをはっきりと観察できました。今季の水鳥公園での初認は11月29日でしたが、それ以降姿が見えず、私自身の初認日は今日でした。13:04撮影。










今朝、8:25時点でコハクチョウは10羽いましたが、その後すべて採食に飛び去りました。しかし、園児さんのご案内の終わりごろに5羽の親子がいつのまにかいて、園児の皆さんに見ていただくことができました。

15:28撮影。15:31に安来方向へ飛び去りました。










600m先の水面には、今日もヒシクイが昼寝に帰ってきていました。今日は14羽でした。12:39撮影。










ネイチャーセンター正面中央の小島には、オナガガモの群れの中にタシギが2羽隠れていました。15:00撮影。










夕方が近づくにつれて、ネイチャーセンター右手の杭の列に集まるコサギたち。その中の1羽が、口をあけて舌を伸ばしていました。どこか具合が悪いのかな?15:07撮影。



今日はとても天気が良くて視程も良く、大山が鮮明に見えました。雪が積もった山頂をよく見ると、5~6人の人影が見えました。12:41撮影。










ヘラサギ類は1日以降姿が見えません。ヘラサギ類が年末に姿を消す年は寒冬になる印象があります。ヘラサギ予報によると今年の冬は寒くなりそうですが、どうなるでしょう?

(きりぎりす)

2021年12月4日土曜日

今日の鳥情報20211204

今日はテキスト情報のみで失礼いたします。

コハクチョウは早朝に19羽いました。7:22までにすべてねぐら立ちして、17:25までにねぐら入りしたのは10羽でした。

マガンは7:20に±350羽がねぐら立ちし、17:08に±500羽がねぐら入りしました。

朝の9時前後に、ハイイロチュウヒのオスが2度、ネイチャーセンター付近を飛びました。

昨日はいなかったトモエガモの群れが戻ってきました。約300羽が一日中、ネイチャーセンターから約30m~100mのあたりに群れていました。

14:45ごろ、コミミズクが1羽、園内を飛びました。

オナガガモとトモエガモを主としたカモの混群約1500羽が、17:17~17:25にかけてねぐら立ちしました。

(きりぎりす)

2021年12月3日金曜日

ヒシクイが昼間にやってきた

今朝園内の風景を見わたしてみると、トモエガモの群れが見当たりませんでした。昨日の夕方にオナガガモたちと採食に飛び立ってから戻ってこなかったようです。それでも、オナガガモの群れをよく見ると数羽は混じっていました。


昼間にガンの小さな群れが飛来し、着水してからよく見るとヒシクイでした。21羽いました。寒くなってからはマガンはお昼寝に飛来しなくなりましたが、ヒシクイだけは今でも時々昼寝に飛来してくれます。ただし距離はとても遠く、600m以上先です。










水鳥公園では、毎日夕方になると、シラサギ類が一か所に集まる光景が見られます。その後、シラサギたちは一斉に飛び立ち、ねぐらへと移動します。まさに、ねぐら入り前の集会なのです。










サギたちは昼間はバラバラに過ごしているので、夕方にねぐら入りする前に仲間と合流して、今日の出来事について情報交換をしているのかな?
なぜ毎日、ねぐら入り前に集会を開くのか、真相は謎です。


今日の鳥情報 2021年12月3日(金)
コハクチョウ  9羽 2月に数が増えてくることを期待!
マガン   ±360羽 17:00塒入り
ヒシクイ    21羽 お昼休憩に飛来
オカヨシガモ  26羽 オオバンと一緒にいる
オナガガモの群れ      17:18に数百羽が一斉にねぐら立ち
トモエガモ   5羽 オナガガモの群れに混じる
ハシビロガモの群れ    池の中央でぐるぐる回る(カモだんご)
ハヤブサ    1羽 BSS電波塔にとまる
コサギ     19羽 夕方に集会を開く
ダイサギ    5羽 夕方に集会を開く
オオバン   84羽 オカヨシガモと一緒にいる
など、32種類。

その他:マガモ×カルガモ:オス1羽

(きりぎりす)

2021年12月2日木曜日

アメリカコハクチョウ現る!

今日は開園時にはすでにハクチョウの姿がありませんでしたが、10:50ごろに500m先の半島先端にコハクチョウが10羽いました。いつの間に現れたのでしょう?

その中の1羽が、くちばしが真っ黒なアメリカコハクチョウでした。今季はコハクチョウとの交雑が疑われる個体は確認されていましたが、完ぺきなアメリカコハクチョウは初確認です。









ところが、アメリカコハクチョウを含む群れは、11:20頃に4羽の親子を残して安来方向へ飛び去ってしまいました。丁度、香川県からの観光ツアーのお客様が到着されたときに飛び立ち、ツアーの皆さまに辛うじてハクチョウたちの姿をご覧いただくことができました。










ネイチャーセンター目の前中央の小島で、胸を突き合わせて対峙するオナガガモが2羽いました。この姿勢は互いにけん制し合っている最中と思われますが、両者とも目がショボショボして眠そうでした。










天候の回復につれて、トモエガモの距離が遠のいていきましたが、それでも今日はまだ近くにいました。ようやく順光でオスの姿が観察できました。メタリックに輝くともえ模様が美しかったです。












ネイチャーセンター前浜左端の柵にとまったカワセミ幼鳥。毎日ネイチャーセンター目の前を右往左往していますが、柵にとまる機会は少ないです。















16:00過ぎに新たにコハクチョウの群れが飛来。今日はコハクチョウたちは500m以上先にばかりいました。













すでに安来の水田地帯の数か所で水が張られているため、水鳥公園にねぐら入りするハクチョウはごくわずかです。今日は閉館までにオオハクチョウ4羽、コハクチョウ18羽、マガン400+羽がねぐら入りしました。

今日はヘラサギ類の姿は見られませんでした。


(きりぎりす)

2021年12月1日水曜日

トモエガモがとっても近かった!

今年はトモエガモがネイチャーセンターの近くにやってきてくれて喜んでおりますが、今日は西の暴風が吹き荒れる中、より一層近くで観察できました。

マイクロフォーサーズ500mmノートリミング。










観察ホール目の前に群れるオナガガモの中に、トモエガモが数羽混じっていました。私は水鳥公園でこんなに近くでトモエガモを見たことはありません。

















トモエガモの正面顔も鮮明に観察できました。トモエガモはカモ類の中でも正面顔が映える種類の一つです。









ネイチャーセンター正面中央の小島には、オナガガモの合間をハマシギの群れが歩き回って採食していました。目を離すたびに数が増えて、最多で31羽確認できました。










ヘラサギ類は、ヘラサギ3羽、クロツラヘラサギ1羽が確認できました。暴風を避けるためにヨシ原の陰に身を寄せていて、なかなか見えるところに出てきてくれませんでした。

9:24にネイチャーセンター北側のヨシ原に飛来した、クロツラヘラサギ。


このほかにも、今日は変わったカモが目に留まりました。

ネイチャーセンター正面に現れた、マガモとカルガモの交雑個体オス。通称「マルガモ」。本人は自分のことをマガモだと思っているようです。









マガモのオスにつつかれてうろたえるマルガモ。









夕方に、ネイチャーセンターから見て左手の水面に白っぽいカモが見えたので、望遠鏡で観察してみると、ホシハジロの白変個体でした。









周囲のホシハジロと比較すると、明らかに白い。









首から上は正常で、メスのようです。胸から後ろの色素が少ない個体です。









ホシハジロの白変個体がいた水域の左側には、ヨシ原がえぐれている場所があって、多くの鳥の隠れ家になっています。ここは、上記のクロツラヘラサギのとおり、ヘラサギ類もよく利用しています。一日中吹き荒れる風を避けて、たくさんのコサギがここに避難していました。









明日には風は収まり、天気も良くなる見込みです。トモエガモが近くに群れているのか、ヘラサギ類やマルガモ、白いホシハジロが見られるか、注目です。

(きりぎりす)